「統一教会スラップ・有田裁判」反撃訴訟と報告集会

 2025年5月15日

統一教会から有田芳生が訴えられた名誉毀損裁判は、当然のように一・二審とも請求棄却。統一教会は最高裁に上告受理を申し立てていますが、受理される見通しはありません。

 その有田芳生さんが、統一教会に対して新たな戦い=反撃訴訟を始めました。統一教会の言論封殺を目的としたスラップ裁判に対して、「損害賠償」を求める裁判です。提訴したのは統一教会と田中富広会長、スラップ訴訟を担当した福本修也顧問弁護士ら3者です。

 

第一回口頭弁論

午後2時から東京地裁103号法廷

原告・有田芳生の意見陳述と原告代理人・光前幸一弁護士の訴状要約の陳述

被告代理人の山地博貴弁護士の意見陳述

が行われましたが、傍聴する限り被告代理人の内容は従来の主張の域を出るものではなく新味はありませんでした。

 

次回裁判は7月15日(火)午前10時から

東京地裁606号法廷

 

報告集会

午後3時半から弁護士会館503号室

  • ジャーナリストの鈴木エイトさんから、前日に判決が出た統一教会との裁判で勝訴したと報告。しかし、まだ統一教会からの訴訟が3つ「エイト3部作」(本人)があるので、有田さんと共に闘いたい、とアピールがあり、参加者から拍手。

②弁護団の報告

 光前弁護士から本日の口頭弁論と、今後の見通しについての解説。

また、弁護団の阿部克臣さんから、統一教会の現状と解散命令後の見通しについて解説がありました。

③前川喜平さんの講演

元文科省事務次官、元文化庁宗務課長。

オウム事件後の宗教法人法の改正の内情、旧統一教会の名称変更の過程での政・官の綱引きなど、興味深い話がありました。

④有田芳生さん

反撃訴訟に向けた決意表明と、支援のお願いがありました。

事務局からもカンパ要請があり、反撃訴訟で勝訴したら、統一教会の脱会者支援に寄付することも表明されました。



問い合わせ先:有田さん共に闘う会事務局

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10-45 駿台中根ビル5階

[email protected]




 

 

 

 

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